石川県で「マイホームを建てたい(新築・中古)」に役立ちたい!おっさんからの情報まとめ

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注目の「安心R住宅」とは?

既存住宅の流通促進に向けて注目の「安心R住宅」とはどのような制度なのでしょうか?

 

端的にいうと、家を買う人の不安を解消する取り組み。

国(国土交通省)が中古住宅で一定の基準を満たしている住宅に対してお墨付きを与えるということです。

 

既存住宅の流通促進に向けて、「不安」「汚い」「わからない」といった従来のいわゆる「中古住宅」のマイナスイメージを払拭し、「住みたい」「買いたい」既存住宅を選択できる環境の整備を図るため、国土交通省の告示による「安心R住宅」制度(特定既存住宅情報提供事業者団体登録制度)を創設しました(告示公布平成29年11月6日・施行平成29年12月1日)。

 

確かに中古住宅って買うには不安で正直状態などはよくわからないですし、不安ですよね。

 

まず既存住宅ならではの良さと従来の既存住宅のマイナスイメージを比較しましょう。

既存住宅ならではの良さ

・新築に比べて安い

・実際の住宅を見て検討できる

・あらかじめ周辺環境を確認できる

・リフォームによって自分のニーズに合わせられる

 

従来の既存住宅のマイナスイメージ

・「不安」品質が不安、不具合があるかも・・

・「汚い」見た目が汚い、設備が古い・・

・「わからない」選ぶための情報が少なく、わからない・・

 

 そこで国が安心して買えるようにと制度設計をしたということですね。

 

 

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『安心R住宅のロゴ』は黄色と緑のさわやかな出来ですね^^

 

 

では「安心R住宅」とはどのような意味合いをもって設立されたのか?

 

まず「安心」とは?

(1)昭和56年6月1日以降の耐震基準(いわゆる新耐震基準)等に適合すること

(2)インスペクション(建物状況調査等)を実施し、構造上の不具合および、雨漏りが認められず、住宅購入者の求めに応じて既存住宅瑕疵保険を締結できる用意がなされているものであること。

を意味しています。

 

次に「R」とは

 Reuse(リユース)、Reform(リフォーム)、Renovation(リノベーション)

を意味しています。

 

 

つまり、新耐震基準に適合していて、建物状況調査等が実施されていて不具合がなく、ちゃんと既存住宅瑕疵保険に入ることができる優良な中古住宅を再度リフォームやリノベーションを行って住めますよということですね。

 

もう少し掘り下げますね!

 

 「安心R住宅」(特定既存住宅情報提供事業者団体登録制度)の概要

 

①基礎的な品質があり、安心

 ・新耐震基準等に適合

 ・インスペクションの結果、既存住宅瑕疵担保保険の検査基準に適合

 

②リフォーム工事が実施されていて、安心

 ・リフォーム工事によって従来の既存住宅の汚いイメージが払しょくされている

 ・リフォーム工事を実施していない場合は費用情報を含むリフォーム提案書がある

 ・外装、主たる内装、水回りの現況の写真を閲覧できる

 

③情報が開示されていてわかりやすい

 

 ・広告時に点検記録等の保管状況が示され、さらに求めに応じて詳細情報が開示される(今までに実施した点検や修繕の内容がわかる。どんな保険、保証がつくかがわかるなど)

 

 

ふむふむ。

 

確かにこの3点がわかることで家を買いたい人が「住みたい」「買いたい」と思える既存住宅(中古住宅)を安心して選択できるようになりそうですね!! 

 

ぜひ、 中古住宅を検討するときは「安心R住宅」マークをチェックしておきましょう。

  

 

もっと 詳細を失りたい方は下記より国土交通省が説明しているページもあるので、そちでご確認ください。(マンガ形式のわかりやすいPDFもありますよ)

住宅:安心R住宅 - 国土交通省